ポイント
冬に美味しくなる根菜類に、鶏肉のうま味を染み込ませてほっこりと楽しみます。
◎野菜のつぶやき
ゴボウは、古くから中国で薬用として利用され、日本へは朝鮮半島を経由して薬草として伝わり、野菜として食べられるようになったのは、平安中期からと考えられている。
また、ゴボウを食用としているのは日本のみと言われていたが、近年は"健康に良い"と言う理由から、中国や台湾の家庭でも食べられるようになり、ヘルシー志向の高い欧米でも「gobo」の名で流通している。
〇ターゲット・ジャンル
#野菜ソムリエ #フードコーディネーター #丁寧な暮らし #豊かな食卓 #おしゃれカフェ #おうちカフェ #根菜 #冬野菜 #煮物 #里芋 #レンコン#ゴボウ #ニンジン #美肌 #ビタミン #ミネラル
☆使用したユニロイ
[浅型]藍22cm →ご購入はこちら
材料(4人分)
- 鶏もも肉
- 180g
- 里芋
- 2個140g
- レンコン
- 100g
- ゴボウ
- 80g
- ニンジン
- 100g
- 生椎茸
- 4個
- サヤエンドウ
- 20g
- 酒
- 大さじ1
- 塩
- 少々
- 出汁
- 300ml
- 太白ごま油
- 大さじ1
【A】
- 醤油
- 大さじ1.5
- みりん
- 大さじ1.5
- 砂糖
- 小さじ2
1
【材料の下準備】
・ごぼうは水洗いをしてよく泥を落としてから乱切りにし、熱湯で5分下茹でする。
★ごぼうのアクがとれ、火が入りやすくなる。
・サトイモは皮を剥き、塩で余分な「ぬめり」を取って水で洗い流し4等分に切る。
★汁に粘り気が出ると煮ている最中に吹きこぼれやすくなるため。
・レンコンは皮を剥き、厚さ2cmのいちょう切りにする。
・ニンジンは皮を剥き、乱切りにする。(他の野菜と大きさを揃える)
・サヤエンドウは塩茹でして冷水にとり、水気をよく切り、斜め1/2に切る。
・椎茸は軸を外して4等分に切る。
・鶏肉は一口大に切って酒と塩を振っておく。

2
【炒め】
鍋に油を入れて加熱し、鶏肉を中火で炒める。
鶏肉の表面が白っぽく変わって来たら、レンコン、ニンジン、ゴボウを入れて炒める。
全体に油が回ったら、サトイモと椎茸を加えて炒める。
★サトイモは火が入りやすいので時間差で入れると煮崩れを防ぐことができる。

3
【煮込み】
出汁を入れて落し蓋を乗せ、煮立ってから蓋をして弱火で12分程煮る。
★ユニロイのホーロー鍋は熱伝導がよく、煮込み時間が通常よりも短縮されます。
4
【煮詰める】
蓋をあけて(A)を入れて全体をよく混ぜ、中火で煮詰める。
照りが出て煮汁が少なくなったら火を止め、サヤエンドウをバランスよく散らす。
盛付けて完成。

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清野朱美先生【公式アンバサダー】 プロフィール
作り手の"想い"と自然が生み出す野菜の美しさに魅了され、2012年に野菜ソムリエの最高峰資格「野菜ソムリエ上級Pro.」を取得。他に、調理師、Vege-Fru Beauty Adviser、フードコーディネーターなど、食環境を豊かにするための資格を複数持つ。得意ジャンルは、美と健康を叶えるレシピで、野菜ソムリエとして、主にTV番組や料理教室などから"野菜の声"を届けている。趣味は野菜をテーマに旅すること。
Instagram:@petit.vege