ポイント
★グルノーブル風とは?
フランス南東部、ローヌ・アルプ地方の都市の名前で、クルトン、レモン、ケイパー(ケッパー)を添えるのがグルノーブル風です。
バターの量を控えめに、クルトンは手作り、ムニエルに付ける粉は米粉を使用。ソースにほんのり醤油を加えて日本人が好む味に調えました。
◎果物きれいPoint
☆レモン
レモンで連想するのがビタミンC。
ビタミンCは、健康的な皮膚を維持するためのコラーゲンを作ったり、体内の酸化を防いで、細胞を若々しく保ち、老化や生活習慣病の予防には欠かせない栄養素です。
水溶性で、尿や汗で流れてしまいますので、まめに摂取する必要があります。
材料2人分
- 白身魚(切り身)
- 2切れ
- 米粉
- 適量
- バター
- 10g×2
- オリーブオイル
- 大さじ1×2
- 塩
- 少々
- 黒胡椒
- 少々
- レモン
- 1個
- ケイパー
- 適量
- フランスパン
- 2切れ
(ブール・ノワゼット)※焦がしバターのソース
- バター
- 20g
- 薄口醤油
- 小さじ1
- レモン汁
- 小さじ2
(仕上げ)
- ピンクペッパー
- 少々
- パセリ又はディル
- 少々
1
材料の下準備をする。
・白身魚の身に塩を振り15分ほど置く。
・レモンの表面をよく洗っておく。
・フランスパンは1cmの角切りにしておく。2
レモンの果肉を取り出し角切りにする。
レモンの両端を切り落としてから立てて置き、上の切り口から下の切り口に向かって包丁で外皮を切り落とす。果肉に沿って薄皮に包丁を入れ、果肉を取り出す。3
フライパンにバター10gとオリーブオイル大さじ1を入れて熱し、フランスパンを香ばしくソテーし、キッチンペーパーを敷いた皿に移す。4
白身魚から出た余計な水分をキッチンペーパーでふき取り、黒胡椒を振りかけ、全体に米粉をまぶす。5
油の残ったフライパンに残りのバターとオリーブオイルを敷き、弱火で皮目から焼き、両面を香ばしく焼きます。
★ポイントは弱火。フライパンが熱過ぎると身が縮みます。6
厚手の鍋にバターを溶かし、レモン汁、薄口醤油を加え、ブール・ノワゼットを作る。
★同じフライパンでソースを作ると、魚の臭みが移ってしまうので、ソースは別鍋で丁寧に作るのがポイント。7
お皿の中心に(5)を盛り付けて、ソテーしたフランスパン、角切りにしたレモン、ケイパーを盛り付け、ブール・ノワゼットをかけたら、ピンクペッパー、パセリを散らして出来上がり。
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清野朱美先生【公式アンバサダー】 プロフィール
作り手の"想い"と自然が生み出す野菜の美しさに魅了され、2012年に野菜ソムリエの最高峰資格「野菜ソムリエ上級Pro.」を取得。他に、調理師、Vege-Fru Beauty Adviser、フードコーディネーターなど、食環境を豊かにするための資格を複数持つ。得意ジャンルは、美と健康を叶えるレシピで、野菜ソムリエとして、主にTV番組や料理教室などから"野菜の声"を届けている。趣味は野菜をテーマに旅すること。
Instagram:@petit.vege