ポイント
★海南鶏飯(ハイナンジーファン、かいなんけいはん)とも呼ばれています。
茹でた鶏肉と、その茹で汁で炊いたごはんを一緒に盛り付けたお料理で、マレーシアやシンガポール、タイなど東南アジア周辺地域では一般的に食べられる庶民料理。
こちらのレシピでは、手軽に鶏肉と一緒に炊き込む方法をご紹介いたします。
◎野菜きれいPoint
☆キュウリ
【むくみの改善におすすめ!】
キュウリに豊富に含まれている「カリウム」は、体内の余分な水分を調節して体外へ排出する作用を持っています。
「むくみ」の改善に夏のキュウリは大変おすすめです。同じウリ科のメロンやスイカにも同様の効果が期待できます。
☆生姜(ジンジャー)
【うっかり夏冷えを予防】
気温が上がって来ると、冷たい飲み物や水分の多い食べ物を摂り過ぎてしまう傾向にあります。
知らず知らずの内に体は冷え体質になり、夏バテ気味に…
生姜は爽快感がある一方で、体を温める効果も備えています。
夏らしいメニューにもピッタリな生姜は、1年中パワーを発揮してくれる優秀な野菜です。
材料2人分
- 鶏もも肉
- 1枚
- 塩
- 少々
- 酒
- 大さじ1
- 生姜(薄切り)
- 2枚
- 米
- 1合
- 水
- 200ml
(A)
- 塩
- 少々
- オリーブオイル
- 小さじ1
- 粗びき黒コショウ
- 少々
(トッピング)
- キュウリ
- 1/2本
- パプリカ(赤・黄)
- 1/2個
- ミニトマト
- 3個
- 万能ネギ
- 4本
- レモン(くし切り)
- 2個
<黒糖ソース>
- 黒砂糖
- 大さじ2
- しょうゆ
- 大さじ1.5
<ジンジャーソース>
- 生姜(みじん切り)
- 小さじ2
- オリーブオイル
- 大さじ1
- レモン汁
- 小さじ2
- 塩
- 少々
1
材料の準備をする。
・鶏肉に塩、酒を揉み込み、10分ほど置く。
・キュウリ、パプリカは千切り、万能ネギは5cm幅にカット、ミニトマトはヘタを取って半分に切っておく。
★野菜は大きさを揃えて彩りよく、食べやすく♪2
保温性の高い厚手の鍋(UNILLOY)に米と水をセットして、生姜の薄切りと鶏肉を乗せて火にかける。
沸騰したら火を弱めて蓋をし、15分炊いて5分蒸らす。
★生姜は鶏肉の臭み消しになります。3
炊いている間に、2種類のソースを作る。
・小鍋に黒糖ソースの材料を入れ、弱火でゆっくり黒糖を溶かして混ぜ合わせ、容器に移しておく。
・小さな器にジンジャーソースの材料を入れて混ぜておく。
★お好みでスイートチリソースもあると更にバリエーションが楽しめます。4
ご飯が炊き上がったら生姜と鶏肉を取り出し、(A)を加えてさっくりと混ぜ合わせる。5
鶏肉を食べやすくそぎ切りにする。
お皿にご飯を盛ってから鶏肉をのせる。
野菜、レモンを彩りよく添え、黒糖ソースとジンジャーソースをお好みでかけて食べる。
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清野朱美先生【公式アンバサダー】 プロフィール
作り手の"想い"と自然が生み出す野菜の美しさに魅了され、2012年に野菜ソムリエの最高峰資格「野菜ソムリエ上級Pro.」を取得。他に、調理師、Vege-Fru Beauty Adviser、フードコーディネーターなど、食環境を豊かにするための資格を複数持つ。得意ジャンルは、美と健康を叶えるレシピで、野菜ソムリエとして、主にTV番組や料理教室などから"野菜の声"を届けている。趣味は野菜をテーマに旅すること。
Instagram:@petit.vege